成績管理システム tensile
目次
tensileとは?
tensileは、生徒の成績を一括管理することができるシステムです。独自のレーティング機能を用いて、テストの点数だけではなく、全く新しい角度で生徒様の学業をサポートすることができます。
これまでと比較して成績が上がっているかどうか、どのくらいの幅で変わっているか、変化率はどの程度か……。様々な観点を採用し、その生徒様に合った、適切な評価が可能です。
その他、これまで書類で管理していたような生徒のデータやテストの記録なども、全て一括管理することができます。複数の講師様が一つのクラスを共同管理することもでき、幅広い活用が可能となっております。
機能の詳細
利用者(アカウントタイプ)について
tensileでは、アカウントを登録する際に「アカウントタイプ」の設定を致します。それぞれの概要は以下のようになっております。
講師 | クラスやテストの管理を行う立場のアカウントです。生徒の情報を閲覧したり、成績を管理することができます。 |
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生徒 | クラスに所属し、それぞれ受けたテストの点数を記録することができます。自身が受けたテストの成績、及びレーティングを閲覧することが可能です。 |
保護者 | 生徒とアカウントを紐づけ、その生徒の情報を閲覧することができます。情報の変更はできませんが、複数の生徒とアカウントを紐づけ、それぞれの成績やレーティングを閲覧することが可能です。 |
各機能について
tensileでご用意しております、各機能について簡単に説明しております。
- | 概要 | 講師 | 生徒 | 保護者 |
---|---|---|---|---|
レーティング | 独自の計算方法で、生徒様一人一人に適したレートを算出します。クラス毎と、全体のレーティングがあります。 | クラスを作り、テストを登録して各生徒様の点数を入力することで、その生徒様のレートが自動的に算出され、閲覧することができるようになります。 | 講師が登録したテストに、生徒様ご自身で点数を登録することもできます。講師と同じくレートを閲覧することが可能です。 | お子様(紐づけされた生徒様)のレートを閲覧することが可能です。 |
クラス管理 | クラスは生徒が所属するもので、一般的なクラス(教室)のイメージです。複数の講師で共同管理することが可能です。 | 作成や編集、生徒の追加、削除が自由に行えます。 | 複数のクラスに所属し、クラス内毎にレーティング機能を利用できます。 | お子様(紐づけされた生徒)が所属するクラスの情報やレーティングを閲覧することが可能です。 |
テスト管理 | クラスに依存するもので、いくつでも登録できます。そのクラスに所属している生徒全員の点数を管理できます。 | 作成や編集、削除、点数の入力が自由に行えます。 | 所属しているクラスに登録されているテストは自動的に受験したことになります。講師が点数を一括管理する事もできますが、生徒様側から点数を入力することもできます。 | お子様(紐づけされた生徒)が受験したテストの点数を閲覧することが可能です。 |
成績管理 | テストの点数の管理や、レーティングの閲覧などがあります。レーティングは各クラス毎と、その生徒様全体の2種類があります。 | 管理するクラスに所属している生徒全員の、テストの点数や各レーティングを編集、閲覧することが可能です。 | 自身が受けたテストの点数の閲覧と編集、並びに所属しているクラスのレーティング、及び全体のレーティングを閲覧することが可能です。 | お子様(紐づけされた生徒)が受験したテストの点数と、各レーティングを閲覧することが可能です。 |
利用例
塾での利用
基本的に当サービスtensileは、学習塾や予備校等で利用されることを想定しております。
講師がクラスやテストを作成し、生徒がそれに参加して点数とレーティングを自動的に管理、保護者が閲覧することでお子様の学業状況を把握する……といった利用が一般的です。但しレーティングシステムは、テストの点数による絶対的な評価ではないため、絶対的な評価が重要となるような「受験」の世界では、これに限りません。
ある生徒様が、英語の点数で伸び悩んでいたとします。これは果たして単語力なのか、文法力なのか、それとも読解スピードの問題なのか、更にはこれがどのレベルなのか……。懸念すべき事項は数多くあり、この問題点を見つけるのは、長年多くの生徒を見てきた講師の経験と勘だったりします。
しかし、これでは全員が同じ判断を下せません。伸び率を重要視するレーティングシステムを活用すれば、様々な学習を生徒にさせて、どのような変化があったかを統計的に判断し、問題となる部分を見つけ出すお手伝いをすることができます。
様々な可能性がある中、誰でも効率的に成績向上につながる手法を見つけ出せるという点が、tensileでのもう一つの活用方法です。
初等教育や中等教育での利用
学校でももちろん同じように活用することができます。同じクラスを複数の講師が共同管理することができるメリットを活かし、複数担任制を取ることもできます。
しかし活用方法それだけではありません。テストの点数よりも、その生徒それぞれに合った評価をすべき教科があります。それが副教科です。
ここでは例として保健体育、特に実技体育(以下単に「体育」といいます。)を取り上げます。体育は特に実力差が分かれやすい教科ではないでしょうか。例えば、3段の跳び箱を飛べず、サッカーでドリブルができず、バスケットボールではパスができない……。そんな生徒がいる中、8段の跳び箱で前方倒立回転跳びをしたり、サッカーでごぼう抜きをして一人でシュートを決めたり、バスケットボールではノールックパスを決めたり……。とことん運動ができる生徒もいるわけです。
この2人、実技テストの点数だけで決めてしまえば、もちろん天地の差になります。しかし、授業の本質は、「授業でどれだけ努力し、どれだけ変われたか」にあります。最初の試験で完璧にできていた生徒は、極論授業中何もしていなくても、満点が取れてしまいます。一方、本当に苦手な人であれば、どれだけ一生懸命努力しても、最低点数を回避するくらいにしかなりません。これでは、正しく生徒を評価することができません。
一方で、上がり幅だけ見てしまうと、もともと得意な生徒が損をした気分になってしまいます。勉強は苦手だけどスポーツは得意、という生徒もいるはずです。その個性は大事にしなくてはなりません。
そこで、絶対的なスコアに、上がり幅や伸び率等を考慮したtensileのレーティングを用いることで、この両方の問題を解決することができます。学校教育の中ではどうしても用いにくい独自観点ですが、こういった手法で生徒を評価することは、その生徒にとってもプラスに働くはずです。
規約
利用規約
この利用規約(以下、「本規約」といいます。)は、東京情報クリエイター工学院専門学校プログラミング部(以下、「当団体」といいます。)がこのウェブサイト上で提供するサービス「tensile」(以下、「本サービス」といいます。)の利用条件を定めるものです。登録ユーザの皆様(以下、「ユーザ」といいます。)には、本規約に従って、本サービスをご利用いただきます。
第一条(適用)
- 本規約は、ユーザと当団体との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されるものとします。
- 当団体は本サービスに関し、本規約の他、ご利用にあたっての規則等、各種の定め(以下、「個別規定」といいます。)をすることがあります。これら個別規定はその名称のいかんに関わらず、本規約の一部を構成するものとします。
- 本規約の規定が前条の個別規定の規定と矛盾する場合には、個別規定において特段の定めなき限り、個別規定の規定が優先されるものとします。
第二条(利用登録)
- 本サービスにおいては、登録希望者が本規約に同意の上、当団体の定める方法によって利用登録を申請し、当団体がこれを承認することによって、利用登録が完了するものとします。
-
当団体は、利用登録の申請者に以下の事由があると判断した場合、利用登録の申請を承認しないことがあり、その理由については一切の開示義務を負わないものとします。
- 利用登録の申請に際して虚偽の事項を届け出た場合
- 本規約に違反したことがある者からの申請である場合
- その他、当団体が利用登録を相当でないと判断した場合
第三条(ユーザID及びパスワードの管理)
- ユーザは、自己の責任において、本サービスのユーザID及びパスワードを適切に管理するものとします。
- ユーザは、いかなる場合にも、ユーザID、メールアドレス、及びパスワードを第三者に譲渡または貸与し、もしくは第三者と共用することはできません。当団体は、ユーザIDとパスワード、或いはメールアドレスとパスワードの組み合わせが登録情報と一致してログインされた場合には、そのユーザID、並びにメールアドレスを登録しているユーザ自身による利用とみなします。
- ユーザID、メールアドレス、及びパスワードが第三者によって使用されたことによって生じた損害は、当団体に故意がある場合を除き、当団体は一切の責任を負わないものとします。
第四条(禁止事項)
ユーザは、本サービスの利用にあたり、以下の行為をしてはなりません。
- 法令または公序良俗に違反する行為
- 犯罪行為に関連する行為
- 本サービスの内容等、本サービスに含まれる著作権、商標権ほか知的財産権を侵害する行為
- 当団体、ほかのユーザ、またはその他第三者のサーバーまたはネットワークの機能を破壊したり、妨害したりする行為
- 当団体のサービスの運営を妨害するおそれのある行為
- 不正アクセスをし、またはこれを試みる行為
- 他のユーザに関する個人情報等を収集または蓄積する行為
- 不正な目的を持って本サービスを利用する行為
- 本サービスの他のユーザまたはその他の第三者に不利益、損害、不快感を与える行為
- 他のユーザに成りすます行為
- 当団体が許諾しない本サービス上での宣伝、広告、勧誘、または営業行為
- 面識のない異性との出会いを目的とした行為
- 当団体のサービスに関連して、反社会的勢力に対して直接または間接に利益を供与する行為
- その他、当団体が不適切と判断する行為
第五条(本サービスの提供の停止等)
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当団体は、以下のいずれかの事由があると判断した場合、ユーザに事前に通知することなく本サービスの全部または一部の提供を停止または中断することができるものとします。
- 本サービスにかかるコンピュータシステムの保守点検または更新を行う場合
- 地震、落雷、火災、停電または天災などの不可抗力により、本サービスの提供が困難となった場合
- コンピュータまたは通信回線等が事故により停止した場合
- その他、当団体が本サービスの提供が困難と判断した場合
- 当団体は、本サービスの提供の停止または中断により、ユーザまたは第三者が被ったいかなる不利益または損害についても、一切の責任を負わないものとします。
第六条(利用制限及び登録抹消)
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当団体は、ユーザが以下のいずれかに該当する場合には、事前の通知なく、ユーザに対して、本サービスの全部もしくは一部の利用を制限し、またはユーザとしての登録を抹消することができるものとします。
- 本規約のいずれかの条項に違反した場合
- 登録事項に虚偽の事実があることが判明した場合
- 当団体からの連絡に対し、一定期間返答がない場合
- 本サービスについて、最終の利用から一定期間利用がない場合
- その他、当団体が本サービスの利用を適当でないと判断した場合
- 当団体は、本条に基づき当団体が行った行為によりユーザに生じた損害について、一切の責任を負いません。
第七条(退会)
ユーザは、当団体の定める退会手続により、本サービスから退会できるものとします。
第八条(保証の否認及び免責事項)
- 当団体は、本サービスに事実上または法律上の瑕疵(安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性、特定の目的への適合性、セキュリティなどに関する欠陥、エラーやバグ、権利侵害などを含みます。)がないことを明示的にも黙示的にも保証しておりません。
- 当団体は、本サービスに起因してユーザに生じたあらゆる損害について、当団体の故意又は重過失による場合を除き、一切の責任を負いません。ただし、本サービスに関する当団体とユーザとの間の契約(本規約を含みます。)が消費者契約法に定める消費者契約となる場合、この免責規定は適用されません。
- 前項ただし書に定める場合であっても、当団体は、当団体の過失(重過失を除きます。)による債務不履行または不法行為によりユーザに生じた損害のうち特別な事情から生じた損害(当団体またはユーザが損害発生につき予見し、または予見し得た場合を含みます。)について一切の責任を負いません。また、当団体の過失(重過失を除きます。)による債務不履行または不法行為によりユーザに生じた損害の賠償は、ユーザから当該損害が発生した月に受領した利用料の額を上限とします。
- 当団体は、本サービスに関して、ユーザと他のユーザまたは第三者との間において生じた取引、連絡または紛争等について一切責任を負いません。
第九条(サービス内容の変更等)
当団体は、ユーザへの事前の告知をもって、本サービスの内容を変更、追加または廃止することがあり、ユーザはこれを承諾するものとします。
第十条(利用規約の変更)
- 当団体は以下の場合には、ユーザの個別の同意を要せず、本規約を変更することができるものとします。
- 本規約の変更がユーザの一般の利益に適合するとき。
- 本規約の変更が本サービス利用契約の目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性その他の変更に係る事情に照らして合理的なものであるとき。
- 当団体はユーザに対し、前項による本規約の変更にあたり、事前に、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びにその効力発生時期を通知します。
第十一条(個人情報の取り扱い)
当団体は、本サービスの利用によって取得する個人情報については、当団体「プライバシーポリシー」に従い適切に取り扱うものとします。
第十二条(通知または連絡)
ユーザと当団体との間の通知または連絡は、当団体の定める方法によって行うものとします。当団体は、ユーザから、当団体が別途定める方式に従った変更届け出がない限り、現在登録されている連絡先が有効なものとみなして当該連絡先へ通知または連絡を行います。またこれらは、発信時にユーザへ到達したものとみなします。
第十三条(権利義務の譲渡の禁止)
ユーザは、当団体の書面による事前の承諾なく、利用契約上の地位または本規約に基づく権利もしくは義務を第三者に譲渡し、または担保に供することはできません。
第十四条(準拠法・裁判管轄)
- 本規約の解釈にあたっては、日本法を準拠法とします。
- 本サービスに関して紛争が生じた場合には、当団体の所在地を管轄する裁判所を専属的合意管轄とします。
開発者について
開発者:東京情報クリエイター工学院専門学校 プログラミング部(以下「当団体」といいます。)
開発経緯:U-22プログラミング・コンテスト2022への応募作品
本サービスtensileは、上記規約に同意いただいた上での会員登録を必要とはしますが、完全フリーでの提供をしております。理由はいたって単純で、あくまで試用であること、並びに開発者が学習、コンテストの一環として作り上げた作品(システム)であるからです。
当団体では、実際に企画から開発まで、チームで行うという経験が乏しかったメンバーで構成されております。実際に本サービスを開発、並びに運用することで、良い経験になればと考え、実際にサービスとして公開させていただきました。
そのため、今後サービスをアップデート等していく予定ではございますが、ユーザの皆様の意見をあまり反映できないこと、対応が遅くなってしまうことにご理解ご協力のほど、よろしくお願い致します。